石橋湛山占領政策への抵抗
著者
書誌事項
石橋湛山占領政策への抵抗
草思社, 1988.1
- タイトル別名
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石橋湛山 : 占領政策への抵抗
- タイトル読み
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イシバシ タンザン センリョウ セイサク エノ テイコウ
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注記
参考文献・石橋湛山略年譜: p203-209
内容説明・目次
内容説明
1947年5月第1次吉田内閣の蔵相石橋湛山は突然公職追放となった。当時この事件をめぐってさまざまな憶測がなされた。占領政策に正面から批判を加える湛山を、GHQが排除しようとしたという説。湛山の政治力の上昇を警戒した吉田首相の謀略とする説。しかし、それらは決定的な証拠が得られないまま40年が過ぎ、事件の真相は歴史のとばりの中に消えようとしていたのである。戦後、蔵相として占領軍の不当な要求に敢然とたちむかった湛山の公職追放は、あり得たかも知れない日本の精神的自立への道を閉ざしたのではないか?米国側の新資料と日米の関係者の証言を得て書かれた占領史研究の労作。
目次
- 1部 転身(言論界から政界へ;異色大臣の誕生;吉田新内閣への圧力)
- 2部 衝突(戦時補償打切り問題;終戦処理費問題;インフレ問題)
- 3部 内争(石炭増産問題;2.1ゼネスト問題;連立工作問題)
- 4部 追放(石橋追放の策動;石橋追放の実施;石橋追放の影響)
- 石橋湛山略年譜
- 付録1 関係者インタビュー(日本側)
- 付録2 関係者インタビュー(アメリカ側)
「BOOKデータベース」 より