書誌事項

奈良・平安時代の文書

山本信吉, 飯倉晴武編

(日本古文書学論集 / 日本古文書学会編, 4 . 古代||コダイ ; 2)

吉川弘文館, 1988.7

タイトル別名

奈良平安時代の文書

タイトル読み

ナラ・ヘイアン ジダイ ノ モンジョ

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 181

この図書・雑誌をさがす

注記

内容: 第一章: 天皇と文書(一「宣命に関する一考察」-四「内侍宣について」), 第二章: 律令国家とその文書(一「太政官符の分類について」-六「下意上達文書の変遷」), 第三章: 公家の文書(一「御教書の発生」-三「公家訴訟における文書の機能論的考察」), 解説(山本信吉, 飯倉晴武), 執筆者紹介

収録論文の初出は論文末尾および「解説」に記載

収録内容

  • 宣命に関する一考察 : 漢文詔勅との関係を中心に / 櫛木謙周 [執筆]
  • 騰勅符と謄勅符 / 吉田孝 [執筆]
  • 大宝令勅符について / 八木充 [執筆]
  • 内侍宣について / 土田直鎮 [執筆]
  • 太政官符の分類について / 飯田瑞穂 [執筆]
  • 奈良時代における太政官符について / 山田英雄 [執筆]
  • 宣旨考 / 鈴木茂男 [執筆]
  • 平安中期の内覧について / 山本信吉 [執筆]
  • 下意上達文書の変遷 : 「解」より「申状」へ / 林屋辰三郎, (立命館大学)大学院古文書ゼミナール [執筆]
  • 御教書の発生 : 日本の古文書と経済的基礎構造の関係 / 林屋辰三郎 [執筆]
  • 家牒・家符・家使 : 「律令国家」の一断面 / 西山良平 [執筆]
  • 公家訴訟における文書の機能論的考察 / 橋本初子 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

近年古代史学界において、活発に論議されている詔勅や太政官符等、公式様文書に関する代表的論文を収録。さらに古代の上意下達・下意上達文書が、時代とともに変化することを、政治・社会的に考慮して古文書学的にとらえた名篇や、文書の機能的な面をリアルに再現した論文等をも収めた。

目次

  • 第1章 天皇と文書(宣命に関する一考察—漢文詔勅との関係を中心に;騰勅符と謄勅符;大宝令勅符について;内待宣について)
  • 第2章 律令国家とその文書(大政官符の分類について;奈良時代における太政官符について;宣旨考;平安中期の内覧について;下意上達文書の変遷—「解」より「申状」;蔵人所牒について)
  • 第3章 公家の文書(御教書の発生—日本の古文書と経済的基礎構造の関係;家牒・家符・家使—〈律令国家〉の一断面;公家訴訟における文書の機能論的考察)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ