ラテンアメリカン・エスノグラフィティ

書誌事項

ラテンアメリカン・エスノグラフィティ

落合一泰著

弘文堂, 1988.7

タイトル別名

Latin American ethnograffiti

タイトル読み

ラテン アメリカン ・ エスノグラフィティ

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内容説明・目次

内容説明

世界への微分的接近をめざすモンタージュ技法を駆使した民族誌。体験と思考を梃子にして既成のラテンアメリカ・イメージの問い直しと人類学の見直しを図り、民族誌+落書きによる新しい記述スタイルを試みる。

目次

  • 1 民族誌とラテンアメリカ(イメージから対話へ;民族誌学の「受難」—ゴダール「パッション」覚書;民族誌の「観客」)
  • 2 時間と空間(時間のかたち—記録・記憶・希求;「携帯用太陽」かがやく丘に—空間の序列化と儀礼行動)
  • 3 ラテンアメリカン・エスノグラフィティ(声・音・祭—メキシコの音のフォークロア;ツォツィル民族誌点描;拒絶された理解—南メキシコの“カサブランカ”にて;ある文化遭遇の歴史—聖人像の相互訪問;「オレはインディオだ!」考;アラカタカ紀行—ガブリエル・ガルシア=マルケスの魔術的民族誌の世界;キノのおののき—『マファルダ』試論;闘牛のドラマトゥルギー;共同体幻想と文化的アイデンティティ;実存主義的バロック劇の世界—ジョン・フォールド作『あわれ彼女は娼婦』メキシコ上演を観て)

「BOOKデータベース」 より

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