高群逸枝論 : 「母」のアルケオロジー
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高群逸枝論 : 「母」のアルケオロジー
河出書房新社, 1988.2
- タイトル読み
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タカムレ イツエ ロン : ハハ ノ アルケオロジー
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注記
高群逸枝に関する参考文献:p242〜243
内容説明・目次
内容説明
今、甦える、おぞましくも魅惑的な思想の全貌。日本近代の悲劇性を一身に引き受けつつ、自然の場所を希求しつづけた巨人・高群。その言説を全く新たな視座から読解しつつ、ポスト・モダンとファシズムのはざまを揺れる現在を挑発する驚くべき思想の冒険。
目次
- 序章 高群逸枝の現代性
- 第1章 異邦の人—その生い立ちから
- 第2章 「無」への旅立ち—四国遍路と『娘巡礼記』
- 第3章 「空無」の詩学
- 第4章 存在論的女性論—日本型フェミニズムと自然
- 第5章 恋愛滅亡論
- 第6章 アナキズムとイロニー
- 第7章 『母系制の研究』と本居宣長—「母」の考古学
- 第8章 ポスト・モダンとファシズム
- 第9章 『招婿婚の研究』と現象学的歴史学
- 第10章 『女性の歴史』と「無縁」—戦後の高群逸枝
「BOOKデータベース」 より