精神科・治療の発見
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精神科・治療の発見
星和書店, 1988.8
- タイトル読み
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セイシンカ チリョウ ノ ハッケン
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注記
執筆:池田由子ほか
各章末:参考文献
内容説明・目次
内容説明
精神科における治療方法の発展は百年以上の歴史を持つ。今までの精神科治療法は、どのような動機から始まるのであろうか。本書は、精神科領域の代表的な治療について、どのような経緯で発見されたかを課題にして、読み物風にかかれたものである。
目次
- 森田療法(大原健士郎)
- フロイトと精神分析(西園昌久)
- 内観療法(洲脇寛)
- 心理劇(増野肇)
- 催眠療法(成瀬悟策)
- 集団精神療法のはじまり(池田由子)
- 箱庭療法(山中康裕)
- 向精神薬療法の黎明—クロルプロマジンの発見をめぐって(武藤隆・融道男)
- リチウム物語(渡辺昌祐)
- ハロペリドール誕生への道(市川一男)
- 三環抗うつ薬の発見(森温理)
- ベンゾジアゼピン物語(清水宏俊)
- DSTとその応用—熱狂と混乱の研究史(伊藤陽・松井望)
- モノアミン酸化酵素阻害剤の発見と開発(風祭元)
- 脳波とその臨床応用(大熊輝雄)
- アミンプレカーサー療法—ドーパ療法からL‐5‐HTP療法へ(中嶋照夫・平井基陽)
- 電撃療法(村田忠良)
- 持続睡眠療法—下田光造のストーリー(中尾弘之)
- 嫌酒療法(向笠寛)
- 発熱療法—ワグナー・フォン・ヤウレックの治療発見について(熊代永)
- インシュリンショック療法(切替辰哉)
- 自律訓練法の発展におけるルーテ博士の功績—日本式自律訓練法の発展(池見酉次郎)
- 行動療法—その出現と発展の歴史的展望(金久卓也)
「BOOKデータベース」 より