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芸術の周辺

林屋辰三郎著

(日本史論聚 / 林屋辰三郎著, 8)

岩波書店, 1988.8

タイトル読み

ゲイジュツ ノ シュウヘン

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注記

林屋辰三郎年譜・著述目録: p255〜304

著者の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

芸能の史的点描により古代の貴族、中世の庶民、近世の町人の哀歓を探る。劇場に集う観客に日本文化の特質を見る。不立文字の茶の芸能は、茶の間の聞書、口伝により茶書を伝えた。茶道を芸術の一つとし、新しい茶道史を提供する。

目次

  • 1 芸術史の共同研究(古代中世の芸術思想;『日本美術史の巨匠たち』序にかえて;『日本芸能史』序章)
  • 2 芸能史の点描(古代国家と芸能;雅楽の背景;地方芸能の開花—中世における村落と芸能;香りの文化史;「数寄」への道—言葉の習合現象;「遊び」と芸能;観客・聴衆の変遷)
  • 3 茶の芸術と史料(茶書の歴史;酒茶論の成立;茶会記の史料性)
  • 年譜・著述目録

「BOOKデータベース」 より

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