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境界例の精神病理

村上靖彦編

弘文堂, 1988.9

タイトル読み

キョウカイレイ ノ セイシン ビョウリ

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内容説明・目次

内容説明

現代日本社会においてとみに増加してきた、分裂病にも神経症にも属さない、「境界例」症状群について、第一線の精神科医が、精神病理学的・記述的立場から追求した、共同研究の成果。臨床に基づく症例を豊富に盛り込み、「境界例」の実像を浮き彫りにし、その理論的・診断的枠組みを構築しようとする画期的な試み。

目次

  • 再びスプリッティングについて(笠原嘉)
  • 「悲劇」の生成としての境界例(長井真理)
  • 現実の諸層、現実の彼方—境界例の訴える困惑を巡って(鈴木国文)
  • 境界例性自閉について(小川豊昭)
  • 境界例における「直接性の病理」(木村敏)
  • 認知障害と超越的他者(中西俊夫)
  • 急性精神病を反復する境界例患者の精神病像と経過特徴について(鈴木茂・新居昭紀)
  • 思春期妄想症の長期経過例と分裂病との関連について—「自分が異常である」と訴える分裂病2(高橋俊彦)
  • 境界例の診断をめぐって—「思春期妄想症」との関わりから(村上靖彦)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN02605278
  • ISBN
    • 433565068X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 233p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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