ドイツ近代小説の展開 : E.T.A.ホフマン「牡猫ムルの人生観」からトーマス・マン「ブッデンブローク家の人々」まで

書誌事項

ドイツ近代小説の展開 : E.T.A.ホフマン「牡猫ムルの人生観」からトーマス・マン「ブッデンブローク家の人々」まで

十九世紀ドイツ文学研究会編

郁文堂, 1988.10

タイトル読み

ドイツ キンダイ ショウセツ ノ テンカイ : E T A ホフマン オスネコ ムル ノ ジンセイカン カラ トーマス マン ブッデンブロークケ ノ ヒトビト マデ

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注記

責任編集: 今井寛, 平田達治, 宮下健三

序論: 今井寛, 平田達治

注: 各章末

ドイツ語目次: 巻末p1-2

人名作品名索引: 巻末p3-13

内容: 1:ロマン派からビーダーマイアー期まで, 2:写実主義から世紀末まで, 3:現実との出会い, 4:都市と文学, 5:抒情詩における風景描写

収録内容

  • E・T・A・ホフマン『牡猫ムルの人生観』 / 深田甫
  • メーリケの『画家ノルテン』 / 森孝明
  • 歴史意識と語り手の役割 : ヴィリバルト・アレクシスの「祖国小説」に寄せて / エーバーハルト・シャイフェレ ; 今井寛訳
  • インマーマンの『ミュンヒハウゼン』 / 中川勇治
  • シュティフター『晩夏』 : 宝石の書 / 谷口泰
  • フライタークの『借方と貸方』 / 鈴木敏夫
  • シュピールハルゲンの『大津波』 / 山戸照靖
  • ケラーの『マルティーン・ザーランダー』 : 語りの構造に留意した解釈の試み / 杉本正哉
  • ラーベの『フォーゲルザングの記録』 / 平田達治
  • フォンターネの『シュテヒリン湖』 / 立川洋三
  • トーマス・マンの『ブッデンブローク家の人々』 / 片山良展
  • ハイネと故郷 / 木庭宏
  • ヘッベルと四八年革命 / 佐藤正樹
  • シュティフターと一八四八年 : 歴史小説構想の経緯 / 松村國隆
  • シュトルムと故郷 / 松井勲
  • フォンターネの『迷い、もつれ』における社会性 / 小菅善一
  • ラーベの『シュトップフクーヘン』に現れたフモール / 竹内康夫
  • ふたつのベルリーン物語 : E・T・A・ホフマンにおける都会の描写と「語り」の原理 / 光野正幸
  • ビーダーマイアー期のウィーン / 前田彰一
  • ケラーとチューリヒ / 中埜芳之
  • クレッツァーのベルリン小説 : リアリズムから自然主義へ / 白崎嘉昭
  • ある古民謡をめぐって : 十九世紀初頭の文壇の情景 / 斎藤保男
  • アイヒェンドルフにおける風景描写 / 久保田功
  • 世紀末のドイツ抒情詩における風景描写 / 宮下健三
  • ドイツ青年運動における芸術歌曲 / 松尾直美

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