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説話集の世界

出雲路修著

岩波書店, 1988.9

タイトル読み

セツワシュウ ノ セカイ

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内容説明・目次

内容説明

仏教説話集のあの不思議な面白さはどこから来るのだろうか。仏にまつわる出来事の数々は、人の心の思いがけない局面を照らし出して興味尽きないが、説話集の魅力には、そうした個々の説話に還元しきれない何かがある。透徹した方法論によって仏教説話集の構造を解析し、そこに表象された世界と人間たちの姿を鮮やかに照射する、鮮烈な説話論集。

目次

  • 序論 説話と説話集
  • 第1部 説話集の内的秩序(《日本国現報善悪霊異記》の編纂;《三宝絵》の編纂;《今昔物語集》の編纂;《古今著聞集》の編纂)
  • 第2部 説話集に表象された世界(末劫と末法;隠身の聖;「よみがへり」考;物語史の黎明)
  • 第3部 説話の女たち(誘う女;待つ女;追う女;法気づく女;「秋風のふくたびごとに」)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN02682144
  • ISBN
    • 4000011871
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 315p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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