ヨーロッパのガラス
著者
書誌事項
ヨーロッパのガラス
岩崎美術社, 1988.5
- タイトル別名
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European glass
- タイトル読み
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ヨーロッパ ノ ガラス
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注記
参考文献, カタログおよび参考文献(p219-220)あり
内容説明・目次
内容説明
本書は、わが国で初めて刊行される、ヨーロッパのガラス工芸全般を紹介したものである。ローマ時代以来2000年の伝統をもっているヨーロッパのガラス工芸は、各地でさまざまな特色ある形式や技法を展開してきた。地中海域を中心に発展したローマン・グラス、ライン川流域を中心に発達したフランク・グラス、バルカン半島やユーゴスラヴィアを中心としたビザンチン・グラス、イスラムやビザンチンの影響下で発達したヴェネツィア・グラス、ビザンチンとヴェネツィアの影響下で発達したボヘミア・グラス、そしてこれらを源流として展開してきたヨーロッパ各国のガラス工芸を、多数の図版と写真を使って各時代・各地域別、さらに個々の技術者の特色をあげながらその歴史を追う。
目次
- ガラス工芸の技法
- ヨーロッパの古代ガラスと中世初期のガラス工芸
- 中世盛期から後期のガラス工芸
- ヴェネツィア・グラスとファソン・ド・ヴェニスのガラス
- 16〜18世紀のアルプス北部の吹きガラス
- 16〜18世紀のエナメル彩ガラス
- 17、18世紀のカット、グラヴィール装飾のガラス
- 17、18世紀の黒エナメル彩ガラス
- 18世紀のゴールド・サンドウィッチ・グラス
- 17、18世紀のルビー・グラスと色ガラス〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より