中世の星の下で
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中世の星の下で
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1986.12
- タイトル読み
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チュウセイ ノ ホシ ノ モト デ
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中世の星の下で
1986
限定公開 -
中世の星の下で
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注記
文献目録:p364〜369
内容説明・目次
内容説明
遠く中世ヨーロッパの庶民たちはいったいどんな暮らしをしていたのだろうか。私たちはここで、例えば石、星、橋、暦、鐘、あるいは驢馬、狼など、日常生活をとりまく具体的な〈モノ〉たちと中世の人人との間にかわされた交感の遠いこだまを聞くことができる。さらに兄弟団、賎民、ユダヤ人、煙突掃除人などを論じた文章の中に、被差別者に対する暖かい眼差しを感じながら、目に見えない絆で結ばれた人と人との関係を再発見することができる。中世社会は日本を写し出す鏡でもある。
目次
- 1 中世のくらし(石をめぐる中世の人々;中世のパロディー;オイレンシュピーゲルと驢馬;中世における死)
- 2 人と人を結ぶ絆(現代に生きる中世市民意識;中世賎民身分の成立について;病者看護の兄弟団;中世ヨーロッパのビールづくり;オーケストリオンを聴きながら)
- 3 歴史学を支えるもの(文化の底流にあるもの;西ドイツの地域史研究と文書館;アジールの思想;私にとっての柳田国男)
「BOOKデータベース」 より