バッハへの新しい視点
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バッハへの新しい視点
音楽之友社, 1988.9
- タイトル読み
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バッハ エノ アタラシイ シテン
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内容説明・目次
内容説明
現在第一線で活躍する8人の研究者による“バッハ論”10篇。デュル、ダーデルゼンらの革命的研究の成果をふまえ、単に作曲家であっただけでなく、優れた編曲者、類い稀なる聖書解釈者、そして敬虔なルター派信者であったバッハの様々な面に光をあて、新たなる全体像を描き出す。また最近のバッハ演奏の主流になりつつあるアーノンクール、レーオンハルトらの活動にも言及し、現代におけるバッハの意味を問い直す。
目次
- 第1章 伝記研究の諸問題(角倉一朗)
- 第2章 新しい年代研究とその後—教会カンタータを中心に(東川清一)
- 第3章 バッハの真作と偽作(樋口隆一)
- 第4章 バッハの編曲技法(尾山真弓)
- 第5章 「コンチェルト」をめぐる諸問題(三宅幸夫)
- 第6章 《マタイ受難曲》の成立をめぐって(樋口隆一)
- 第7章 《フーガの技法》をめぐる諸問題(角倉一朗)
- 第8章 バッハ演奏の地平と展望(市川信一郎)
- 第9章 バッハと象徴、そして修辞学(礒山雅)
- 第10章 バッハの宗教性—十字架の神学のパトスとエートスの終未論的普遍主義への展開(杉山好)
「BOOKデータベース」 より