書誌事項

ニワトリの歯 : 進化論の新地平

スティーヴン・ジェイ・グールド著 ; 渡辺政隆, 三中信宏訳

早川書房, 1988.10

タイトル別名

Hen's teeth and horse's toes

タイトル読み

ニワトリ ノ ハ : シンカロン ノ シンチヘイ

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注記

文献目録: 各巻末

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784152033727

内容説明

進化論の父ダーウィンの死から1世紀、生物の進化をめぐる謎はどこまで解明されたのだろうか?—「断続平衡説」で知られる気鋭の生物学者S・J・グールドの手になる本書は、この問いに対するひとつのすぐれた解答である。ニワトリが、6000万年前に失ったはずの歯を、いまでも生やすことができるのはなぜか…こんな素朴な疑問から、グールドは進化の複雑なメカニズムをひとつひとつ解き明かしていく。『ダーウィン以来』『パンダの親指』で大反響をまきおこし、科学エッセーの分野に新たな境地をひらいたグールドの、軽快な筆致がますます冴えわたる第3エッセー集。

目次

  • 第1部 奇妙な現象(大きな魚、小さな魚;モラルなき自然;グアノ・リング;短命と奇抜な変化)
  • 第2部 科学者(ティティオポリスの名義司教;ハットンの目的;オーエニンゲンの臭石;ガラパゴスのアガシ;ミミズの1世紀と四季;ヴァヴィロフのための聴聞会)
  • 第3部 適応と発生(ハイエナをめぐる神話と現実;車輪なき王国;遺伝子が利己的にふるまったら体はどうなるか;ニワトリの歯とウマの指;有益な怪物)
巻冊次

下 ISBN 9784152033734

内容説明

いまダーウィンを超えて。新しい生物種はどうやって生じるのか?絶滅はなぜ起きたか?最新の知見から進化の機構を語るグールド会心の第3作。

目次

  • 第4部 テイヤールとピルトダウン(ピルトダウンの共謀;批判に答える;本来のヒトの位置)
  • 第5部 科学と政治(事実と理論としての進化;デイトン探訪;ムーン、マン、オットー;科学とユダヤ人の移住;国勢調査の政治学)
  • 第6部 絶滅(ハーシーのチョコレートバーにおける系統的体小化;小惑星帯;偶然のおかげ;死よ、おまえの勝利はどこにあるのか)
  • 第7部 シマウマ3部作(シマウマって何?;シマウマの縞はどうやってできるのか;クアッガ、カキ、根拠薄弱な事実に関する考察)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN02735353
  • ISBN
    • 415203372X
    • 4152033738
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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