日本の教育の歩み : 現代に生きる教師像を求めて

書誌事項

日本の教育の歩み : 現代に生きる教師像を求めて

影山昇著

(有斐閣選書, 786)

有斐閣, 1988.10

タイトル読み

ニホン ノ キョウイク ノ アユミ : ゲンダイ ニ イキル キョウシゾウ オ モトメテ

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注記

日本近現代教育略年表: p212-236

参考文献: p237-240

内容説明・目次

内容説明

これまでの日本の教育には数多くの教師たちが営々として積み上げてきた文化や教育の実践的な英知がある。こうした今も全国各地に根づいている多様な教育遺産を、現代に生きる教師たちが、いかに主体的に受け止め継承して現実の地域社会の将来の発展のための有効な力へと転化し、教育の力動的な実践の創造につなげていくのか、この課題の解決に日常的に取り組むことがすべての教師に求められている。そこで本書は、わが国における教職の系譜を考察するなかで、肯定されるものと否定され継承してはならないもの、教師像構成のさまざまな要素を明らかにして、より普遍的で妥当性のある現代に生きる教師像を探究した。

目次

  • 1 近代教師像の確立
  • 2 教員社会の変化と聖職教師像の動揺
  • 3 「昭和」改元とプロレタリア教育運動の展開
  • 4 生活現実重視の教育運動
  • 5 中等学校を担った教師像の変遷
  • 6 大東亜教育建設者としての教師
  • 7 敗戦と模索する教師
  • 8 教職への信頼回復と求められる教師の連帯
  • 9 現代に生きる教師像の探究
  • 詔書・勅語・教育法規史料編
  • 日本近現代教育略年表

「BOOKデータベース」 より

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