書誌事項

あいだ

木村敏著

(弘文堂・思想選書)

弘文堂, 1988.11

タイトル読み

アイダ

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内容説明・目次

内容説明

人間はもともと人と人との「あいだ」に生き、「あいだ」を生きている。「あいだ」を生きることによって自己を形成する。本書は従来著者が追求してきた精神医学的・人間学的観点を一歩ふみだし、生理学・病理学的目で「あいだ」を「もの」として相対化する。新しい意欲作。

目次

  • 生命の根拠への関わり
  • 主体と転機
  • 音楽のノエシス面とノエマ面
  • 合奏の構造
  • 間主体性とメタノエシス性
  • 主体の二重性
  • 共通感覚と構想力
  • 「あいだ」の時間性
  • アレクシシミアと構想力
  • 「あいだ」の生理学から対人関係論へ
  • 我と汝の「あいだ」
  • もしもわたしがそこにいるならば
  • 絶対的他者の未知性
  • こと・ことば・あいだ
  • 「あいだ」の病理としての分裂病
  • ダブル・バインド再考
  • 「みずから」と「おのずから」

「BOOKデータベース」 より

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