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大伴家持 : 孤愁の人

小野寛著

(日本の作家, 4)

新典社, 1988.12

Other Title

孤愁の人大伴家持

大伴家持 : 孤愁の人

Title Transcription

オオトモノ ヤカモチ : コシュウ ノ ヒト

Available at  / 153 libraries

Note

略年譜: p282-292

Description and Table of Contents

Description

万葉第4期の代表歌人で、編者に擬される家持は武門の氏長。繊細な感性で、著者のいう「独詠述懐」の新生面を啓き、数々の名歌を遺した。聖武天皇に仕えたが、藤原氏をめぐる争いにまきこまれ、浮沈の激しい生涯を送った。本書は、家持ゆかりの佐保に青春を過ごした著者が、感懐をこめて描いた家持像。

Table of Contents

  • 大伴氏の遠祖
  • 大伴氏の系譜
  • 家持誕生
  • 平城京
  • 大宰府
  • 父の死
  • 初恋
  • 叔母坂上郎女
  • 三日月の歌
  • 出身
  • 女郎と娘子たち
  • 独詠述懐
  • 大疫流行
  • 橘家の宴
  • 亡妾悲傷
  • 坂上大嬢との相聞復活
  • 夢の逢い
  • 藤原広嗣の乱
  • 恭仁京
  • 安積親王とともに
  • 安積親王挽歌
  • 空白の1年8カ月
  • 越中守任官
  • 越中8月7日の宴
  • 弟書持の死
  • 病臥
  • 病床に練る詩文
  • 山柿の門
  • 越中三賦
  • 逃げた鷹
  • 春の出挙
  • 橘家の使者
  • 陸奥国出金詔書
  • 国守のつとめ
  • 妻の来越
  • 春苑桃李の花
  • 子作と追和
  • ほととぎすの歌
  • 聟南右大臣家藤原二郎
  • いよいよ京へ
  • 東大寺大仏
  • 遣唐副使大伴胡麻呂
  • 二つの肆宴
  • 春愁絶唱
  • 防人との出会い
  • 聖武天皇崩御
  • 族を喩す
  • 橘奈良麻呂の変
  • 懐旧追想
  • いや重けよごと
  • 浮沈の20年
  • 実の母
  • 陸奥按察使征東将軍
  • 略年譜

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