書誌事項

国際摩擦 : その法文化的背景

藤倉皓一郎, 長尾龍一編

日本評論社, 1989.1

タイトル別名

国際摩擦-その法文化的背景

タイトル読み

コクサイ マサツ : ソノ ホウブンカテキ ハイケイ

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付: 引用・参照文献

内容説明・目次

内容説明

日本の国際化が進行するにつれて、貿易摩擦をはじめとする国際摩擦ガ各方面で起こっている。本書は、日本と外国との国際取引をめぐる法律問題を諸種の立場で実際に扱っている国際的法実務関係者に学者を加えて、それぞれの観点を突き合わせるという、普段はなかなか実現しにくいシンポジウムの報告を整理してまとめたもの。法文化の相違という点から国際摩擦を解明し、その解消への道を探る。

目次

  • 法文化の比較について—序に代えて
  • 1 企業人の体験より(対米進出企業のカルチャー・ショック;日米の法意識の違い—製造物責任訴訟の経験から)
  • 2 日本での体験より(日米法律家の仕事;日独貿易摩擦における諸問題—在日ドイツ商工会議所法務部の経験より;日本・EC間貿易における法文化摩擦;文化上の個人主義の相違とその国際関係への影響)
  • 3 渉外法務の視点(国際経済摩擦と企業買収;文書の価値と用法に関する比較法文化的考察;契約交渉過程に関する日米比較)
  • 4 法文化比較の諸相(半導体貿易摩擦を通じて見た日米法文化の相違;紛争行動と文化的説明—日本の労働争議における文化の使用法;交換過程における契約の役割—日米の比較を中心にして)
  • 5 しめくくりと感想(文化はいかなる意味において重要か—文化的説明と功利的説明;シンポジウムの一参加者の感想)

「BOOKデータベース」 より

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