開港と維新
著者
書誌事項
開港と維新
(日本経済史 / 梅村又次 [ほか] 編, 3)
岩波書店, 1989.3
- タイトル読み
-
カイコウ ト イシン
大学図書館所蔵 件 / 全383件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
収録内容
- 概説 : 一八六〇-八五年 / 梅村又次, 山本有造 [執筆]
- 明治国家の成立 / 坂野潤治 [執筆]
- 明治維新期の財政と通貨 / 山本有造 [執筆]
- 国際環境と外国貿易 / 杉山伸也 [執筆]
- 在来産業の再編成 / 斎藤修, 谷本雅之 [執筆]
- 在来産業における資本と経営 / 天野雅敏, 阿部武司 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
かつて「空白の四半世紀」と呼ばれたように、幕末・明治前期は経済史的に不明な部分が多い。本巻では、安政開国から松方デフレにいたる時期の激烈な制度変革と、在来産業再編を始めとする経済の実相を明らかにしようと試みる。歴史の「連続」と「断絶」を意識しつつ「近世」と「近代」を架橋し、明治維新とはどのような変革であったかを問う。
目次
- 1 概説1860—85年(幕末の再軍備;社会資本の形成;金融疎通)
- 2 明治国家の成立(産業化と独立と政治参加;往路の13年;復路の13年)
- 3 明治維新期の財政と通貨(幕末期の幕藩財政と通貨;維新政権と太政官金札;「廃藩置県」後の財政・金融・貨幣;松方紙幣整理と松方デフレ)
- 4 国家環境と外国貿易(日本の開港と世界経済;貿易の発展)
- 5 在来産業の再編成(養蚕・製糸業;綿織物業;醸造業〈酒造業〉)
- 6 在来産業における資本と経営(阿波藍のケースを中心にして;泉南綿織物のケースを中心として)
「BOOKデータベース」 より