絶滅された世代 : あるソヴィエト・スパイの生と死

書誌事項

絶滅された世代 : あるソヴィエト・スパイの生と死

E.ポレツキー著 ; 根岸隆夫訳

みすず書房, 1989.1

タイトル別名

Les nôtres : vie et mort d'un agent soviétique

タイトル読み

ゼツメツ サレタ セダイ : アル ソヴィエト スパイ ノ セイ ト シ

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内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦を目前に控えた時期に、オーストリア領ガリチアとロシア帝国が接する国境の小さな町で、6人の少年達が成長した。10月革命直後の平隠な歳月に、この若者達は、別々でありながら、やがて一所に集まっていくいくつかの道を通って、ソヴィエト軍事諜報部と保安機関に先駆者として所属し、ソヴィエト国家に奉仕することとなった。そして一人残らずが、ソヴィエト保安機関の手にかかって処刑されるか、あるいは自殺するかして非業の死を遂げるのである。この本は、この人々の叙事詩であり、とりわけその一人イグナス・ポレツキーの叙事詩なのである。

目次

  • 第1章 二つの世界を隔てる国境で
  • 第2章 ドイツ革命の産婆
  • 第3章 コサック騎兵が馬をライン河で水飼させようとした時
  • 第4章 そして潮が引いた
  • 第5章 諜報機関での第一歩
  • 第6章 アムステルダムからモスクワへ
  • 第7章 リヒャルト・ゾルゲ
  • 第8章 パリで
  • 第9章 大粛清下のモスクワ
  • 第10章 ルードヴィクの暗殺
  • 第11章 死刑執行猶予中の人々
  • 付録 イグナス・ライス〔ルードヴィク〕の手紙からの抜萃

「BOOKデータベース」 より

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