ヨーロッパを語る13の書物
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ヨーロッパを語る13の書物
勁草書房, 1989.4
- タイトル読み
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ヨーロッパ オ カタル 13 ノ ショモツ
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各章末:参考文献
内容説明・目次
内容説明
青春のさなかにある、ただその時だけがもちうる特権を君は無駄にしていないか。本を読もう、ヨーロッパを知ろう。
目次
- 終末期待の系譜(『ヨハネ黙示録』—A・デューラーを介して)
- 人間の愚劣をみつめる(モンテーニュ『エセー』—我は何を知るか(ク・セ・ジュ);ラ・フォンテーヌ『寓話』—隠遁のすすめ;スウィフト『ガリヴァー旅行記』—ヨーロッパ近代の陰画;ブレヒト『ガリレイの生涯』—科学者の自己断罪)
- 近代社会と個人の運命(シャミッソー『影をなくした男』—故郷喪失者の苦悩;フロベール『ボヴァリー夫人』—ものが語る物語;ジョイス『若い芸術家の肖像』—「〈神〉の〈犬〉」としての芸術家像)
- 神の死と人間(ドストエフスキー『罪と罰』—近代人の倨倣を問う;カフカ『変身』—現代市民社会の深淵;カミュ『異邦人』—不条理ゆえに生きる)
- ヨーロッパの危機(ニーチェ『善悪の彼岸』—文化の頽廃をあばく;フッサール『ヨーロッパの危機』—『ヨーロッパの諸科学の危機と超越論的現象学』をめぐって)
「BOOKデータベース」 より