批判と危機 : 市民的世界の病因論のための一研究

書誌事項

批判と危機 : 市民的世界の病因論のための一研究

R・コゼレック著 ; 村上隆夫訳

(フィロソフィア双書, 25)

未来社, 1989.3

タイトル別名

Kritik und Krise : eine Studie zur Pathogenese der bürgerlichen Welt

批判と危機 : 市民的世界の病因論

タイトル読み

ヒハン ト キキ : シミンテキ セカイ ノ ビョウインロン ノ タメ ノ イチ ケンキュウ

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 145

注記

原著 (Freiburg, 1959) の全訳

内容説明・目次

目次

  • 第1章 啓蒙主義の前提としての絶対主義の政治的構造(宗教的内乱の状況からの絶対主義国家の発生;ホッブズ、信条の複数化に対する理性の回答;宗教的混乱から主権概念を理性によって導出すること;ヴァッテル、国家間秩序の構造原理として政治から自然法的道徳を除外すること ほか)
  • 第2章 絶対主義国家における彼らの状況に対する回答としての啓蒙主義者たちの自己理解(ロック、国家の外にある道徳的裁判権、市民階級と彼らの間接の政治的影響力にとってのその本質的意義;フリーメイソンの秘密の防衛機能;間接的な暴力の展開、フリーメイソンの秘密の統合的機能;批判の過程、市民的批判の前提および遂行としての道徳と政治の分離 ほか)
  • 第3章 批判と歴史哲学(革命前期ドイツにおける進歩の哲学と革命予言学、政治的前衛の形成;間接的に政治的な権力としての歴史哲学;チュルゴー、フランスにおける危機的状況の認識;政治的絶対主義に対する回答としての道徳的全体性;知識人共和国の国家への拡大;二元論的な強制的予言;危機の尖鋭化としての隠蔽;裁判としての歴史、批判と歴史哲学の統一 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ