南伝仏教の旅 : 近代化する東南アジアの中の宗教
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書誌事項
南伝仏教の旅 : 近代化する東南アジアの中の宗教
(中公新書, 923)
中央公論社, 1989.5
- タイトル読み
-
ナンデン ブッキョウ ノ タビ : キンダイカ スル トウナン アジア ノ ナカ ノ シュウキョウ
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内容説明・目次
内容説明
海のシルクロードを経て東南アジア諸国に伝わった上座部(小乗)仏教は、ジャワのボロブドゥール、カンボジアのアンコール・ワットをはじめとする巨大な仏教建造物を生んだ。本書は、南伝仏教伝播の道を辿りながら、今日の東南アジアに重層的に生きる仏教の姿を示すとともに、近代化への途上にある東南アジアの実像を生き生きと伝える。
目次
- スリランカ(1987年7月、コロンボの緊迫;スリランカ小史;聖地ケラニヤ;聖地アヌラーダプラ;古都ポロンナルワ;スリランカ宗教の重層性;ペラヘラ祭り)
- ベンガル湾を越えて(航海術の発展;カンボジア文化の源;マレー半島の都市国家;タイ、ビルマ文化の源)
- ビルマ(1988年、民主化運動の爆発;バゴダの国を巡る;ペグー王朝の跡;ビルマ僧の社会的位置;城下町マンダレー)
- カンボシア(アジア的風景の喪失;アンコール・ワット)
- インドネシア(シュリーヴィジャヤの謎;ボロブドゥールの仏教遺跡;ジョクジャカルタの遺跡群)
- タイ(王家と仏教僧;スコータイ王朝跡;古都チェンマイ;アユタ王朝の五王家;バンコク王朝の創始;現代の仏教的風景)
「BOOKデータベース」 より