ウィーン音楽文化史

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ウィーン音楽文化史

渡辺護著

音楽之友社, 1989.2-1989.4

タイトル読み

ウィーン オンガク ブンカシ

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注記

下: 付・ザルツブルク音楽史

参考文献: 下巻末p30-32

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784276110618

内容説明

高度の文化の伝統をもつウィーンは、なかんずく独自の音楽の特性を濃厚に保持しつつ、幾多の音楽家を迎え入れて輝かしい音楽芸術を創造させてきた。ウィーン音楽の特性とは何か、大作曲家たちはこの伝統といかに対決し、いかなる関係をもったか…。ウィーン音楽を文化史的・精神史的観点から考究した名著。

目次

  • 1 宮廷歌人と遍歴楽人
  • 2 キリスト教団の音楽と社交歌曲
  • 3 マクシミリアン1世延廷の音楽家たち
  • 4 作曲のペンをとる皇帝たち
  • 5 バロック時代のオルガン音楽
  • 6 バロック時代のウィーン・オペラ
  • 7 古典派前期のウィーン
  • 8 グルックのオペラ改革とウィーン
  • 9 ハイドンと貴族社会
  • 10 モーツァルトの悲しみ
  • 11 民俗的音楽劇ジングシュピール
  • 12 外来者としてのベートーヴェン
  • 13 ピーダーマイヤー時代の音楽生活
  • 14 シューベルトはウィーン的か
  • 15 わき立つワルツのひびき
  • 16 踊り好きのウィーン
  • 17 ヨハン・シュトラウスとその時代
  • 18 リヒャルト・ワーグナーとウィーンの楽界
巻冊次

下 ISBN 9784276110625

内容説明

後期ロマン派から現代までの作曲家たちのウィーンとの関係と活動、および彼らの音楽の特質とウィーンの文化的・精神的風土との内的関連を考察する。またウィーン音楽を代表するウィーン・フィル、国立歌劇場などの歴史をたどり、多彩な歩みを続けてきたウィーン音楽の全貌を明らかにする。

目次

  • 19 ブラームス—ウィーン音楽史のくさりの環
  • 20 オーストリア人としてのブルックナー
  • 21 ウィーン・フィルハーモニーとウィーン交響楽団
  • 22 フーゴー・ヴォルフとウィーン
  • 23 グスタフ・マーラーのウィーンとの対決
  • 24 オペレッタの万華鏡
  • 25 リヒャルト・シュトラウスとウィーン的なもの
  • 26 ウィーンの歌劇場総ざらい
  • 27 国立歌劇場—栄光の歴史
  • 28 新ウィーン楽派とその周辺
  • 29 醜をかばう美の女神—ウィーンのモデルニスム
  • 30 ウィーン音楽の特性
  • 31 「北のローマ」ザルツブルク—一千年にわたる小独立国

「BOOKデータベース」 より

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