長谷川如是閑評論集
著者
書誌事項
長谷川如是閑評論集
(岩波文庫, 青(33)-176-1)
岩波書店, 1989.6
- タイトル読み
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ハセガワ ニョゼカン ヒョウロンシュウ
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注記
年譜: p381-394
内容説明・目次
内容説明
如是閑(1875‐1969)は「断じて行わず」を座右銘に、あくまで「見る」立場から、生涯を一管の筆に託して生き通した。本文庫は、彼の長い軌跡の中で最も精彩を放っている大正デモクラシーから昭和ファシズム批判の時期に焦点をあて、さらに随筆・人物評を加えて、大宅壮一をして「思想のピラミッド」といわしめた著者の全体像を示すべく努めた。
目次
- 権力の外にある世界—砂山をめぐる子供の共同の享楽
- アンチ・ヒロイズム断片—私の有史以前の記憶の数節
- 余技界のギルドに対する叛逆者
- 私の書斎と読書法
- 「リットル・クリティックス」
- 真実はかく佯る(抄)
- 国家の進化と愛国的精神
- 快楽論的労働観を排す
- 孔子と老子
- 日本文化と自然
- 生活様式から見た日本人気質
- 明治を思う〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より