男がさばくアグネス論争

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男がさばくアグネス論争

小浜逸郎著

大和書房, 1989.6

タイトル読み

オトコ ガ サバク アグネス ロンソウ

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内容説明・目次

内容説明

子連れ出勤・正義・ヒューマニズム・芸の解体・マスコミ・在日外国人等、現在の思想的課題を凝縮する〈問題の論争〉に果敢に切り込み、テッテー的に俗論を排し、見事に切開する“裁き人”にして“戦士”たる小浜逸郎の知的パフォーマンス。堂々の書き下ろし520枚。

目次

  • 序の章 思想の現在はこの論争によって試されている(論争とは「裁き」への欲望である;なぜまたよりによってアグネスか;「アグネス論争」への接近法)
  • 第1部 資料篇=「論争」はどのように流れていったのか(論争の時期区分;噴出期 ひなげしの花、ふたたび;沸騰期 ハヤシ軍団進出;転換期 フェミニストたちの乱舞;騒乱期 男たちへの波及とハヤシ派のまき返し;濁流期 ナショナリズムの露出と収拾への動き)
  • 第2部 論評篇=「流れ」をどのように泳ぎきるか(アグネス論争チャート;子連れ出勤是非論;〈職〉〈住〉分離の意義;林V.S.女性学者;軽薄なヒッピー型企業社会批判;ラジカル・フェミニズムの出自;男は〈敵〉か〈愛〉の対象が;母子密着肯定論;社会的価値とエロス的価値の異次元性;アグネスは断層を飛び越える;レストランの子ども拒否は差別?;アグネスの講演料はいくらが適切か;私生活はなぜ〈芸〉になりうるのか;アグネスの狡猾さについて;反アグネス感覚とナショナリズム;進歩主義者の対中国姿勢;アグネスの情報社会論の隠れたモチーフ;「表現の自由」のジレンマ;ヒューマニズムの強みと弱み;マスコミは「悪の根源」かアグネスの「華僑」的商魂;個人攻撃は許されるか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN03556451
  • ISBN
    • 4479720324
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    291p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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