ドイツの都市と農村
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書誌事項
ドイツの都市と農村
(ユーラシア文化史選書, 13)
吉川弘文館, 1989.8
- タイトル読み
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ドイツ ノ トシ ト ノウソン
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注記
参考文献: p352-360
内容説明・目次
内容説明
童話で有名なグリム兄弟の兄は、一方で町や村での法令集を出版した。それを読むと、中世以来ドイツの都市や農村は、奴隷を所有する「家父長制」社会であること、市民の自治権は、市民自らの手で空洞化され、経済は奴隷制を崩さない程度に抑制されたこと、などが分る。本書はドイツの学者が触れなかったこれらの事柄を、史料により証言するものである。
目次
- 第1章 中世都市「像」とその問題点
- 第2章 一般市民の市政参加権
- 第3章 上オーストリア小都市群の参事会と一般市民団
- 第4章 農村の自治と社会構造
- 第5章 都市の社会構造
- 第6章 自治と商工業の奴隷制的性格
「BOOKデータベース」 より