母系社会の構造 : サンゴ礁の島々の民族誌

書誌事項

母系社会の構造 : サンゴ礁の島々の民族誌

須藤健一著

紀伊国屋書店, 1989.8

タイトル読み

ボケイ シャカイ ノ コウゾウ : サンゴショウ ノ シマジマ ノ ミンゾクシ

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内容説明・目次

内容説明

日本から南へ3000キロ、サンゴ礁に囲まれた美しい島々—ここミクロネシアの母系社会でのフィールドワークをもとに書かれたのが、本書である。家族・親族を中心とする人間関係に焦点をあて、さまざまな習俗を紹介しながら、母系社会に生きる人びとの姿をいきいきと描き出していく。そして、詳細な分析によって、その社会構造とダイナミクスに迫るのである。母系社会を実際に訪れての民族誌として、本書はほとんど類を見ない本といえる。

目次

  • 序 母系社会とはなにか
  • 第1部 母系社会に生きる(母系家族の生活;出産・誕生・子育て;思春期と性;結婚と離婚;死と儀礼)
  • 第2部 母系社会の構造(母系社会の構成;社会的規範と行動;贈与・交換の象徴性)
  • 第3部 母系社会のゆくえ(伝統社会の変容;母系社会の男と女)

「BOOKデータベース」 より

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