哲学以前
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書誌事項
哲学以前
(講談社学術文庫)
講談社, 1988.4
- タイトル読み
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テツガク イゼン
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注記
勁草書房刊「哲学以前」(1984.第16刷)を底本とする
内容説明・目次
内容説明
本書は、戦前戦後を通じて長い間、知的青年の必読書として不動の位置を占めていた。この爆発的に読まれ続けた理由は、何が人生にとって大切であるかを、改めて自覚させる拠点を与えてくれたこと。また、本書が哲学への巧みな人門書であると同時に、デカルトやカントと並んで西田幾多郎の『自覚に於ける直観と反省』を取りあげて、現存する日本人の思索力を高く表価し、学問的な希望を与えてくれたからである。
目次
- 真理思慕(真理への愛欲と知欲=知識欲;新生としての哲学的精神;哲学への要求と非難)
- 立場と世界(学問とは何か;そのままの事実すなわち純粋経験とこれを見る立場;種々の立場、立場における真理及び立場以前;立場とその立場における世界;立場の立場=哲学の立場;常識と哲学、さらに立場の考察;科学と、科学批判としての哲学;科学の方法と哲学の方法;芸術的の態度;宗教的の態度;真理について;科学的の立場における実在と真理;芸術及び宗教と絶対界;結論=道徳と哲学)
「BOOKデータベース」 より