虚構の中のアイデンティティ : 日本プロレタリア文学研究序説

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虚構の中のアイデンティティ : 日本プロレタリア文学研究序説

前田角蔵著

(叢書・日本文学史研究)

法政大学出版局, 1989.9

タイトル読み

キョコウ ノ ナカ ノ アイデンティティ : ニホン プロレタリア ブンガク ケンキュウ ジョセツ

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内容説明・目次

内容説明

作品論不在のもとにおける〈政治と文学〉の不毛の二項対立を排して、〈近代化〉をまさしく体現し、それゆえに〈脱近代〉の魁たりえた人びとのアイデンティティのドラマを日本プロレタリア文学に読む。

目次

  • 序 虚構の中のアイデンティティ—日本プロレタリア文学研究覚え書き
  • 初期プロレタリア文学における〈虚構〉の問題—「防雪林」から「1928年3月15日」への転換を中心として
  • プロレタリア文学における虚構の諸相
  • 関東大震災と文学—震災テロルとプロレタリア文学
  • プロレタリア文学の作家・評論家の一断面(小島勗論ノート;平林初之輔試論;青野季吉断稿)
  • 小林多喜二の愛とエートス

「BOOKデータベース」 より

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