モラヴィア : 二十世紀イタリアの愛と反逆

書誌事項

モラヴィア : 二十世紀イタリアの愛と反逆

千種堅著

(中公新書, 944)

中央公論社, 1989.10

タイトル読み

モラヴィア : ニジュッセイキ イタリア ノ アイ ト ハンギャク

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注記

モラヴィアの肖像あり

モラヴィア年譜:p184-189

モラヴィアの作品:p190-195

内容説明・目次

内容説明

処女作はムッソリーニ政権によって発禁処分。性器を主人公とした小説で良識の猛反発を受ける。全作品が教皇庁の禁書リストに掲載。チェルノブイリ原発事故を予告—。18歳で執筆を開始して以来、モラヴィアは権力に抗し良識に背き、性を中心に据えて問題作を発表してきた。ユダヤ系の家族に生れ、脊椎カリエスで療養生活を送る夢想癖の少年が演じた20世紀イタリアの愛と反逆のドラマを描いて、巨匠モラヴィアの実像に迫る。

目次

  • 第1章 演技
  • 第2章 反抗
  • 第3章 倦怠
  • 第4章 関心
  • モラヴィア年譜
  • モラヴィアの作品

「BOOKデータベース」 より

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