仏教の根底にあるもの
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仏教の根底にあるもの
(講談社学術文庫, [731])
講談社, 1986.4
- タイトル読み
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ブッキョウ ノ コンテイ ニ アル モノ
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仏教の根底にあるもの
1986
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仏教の根底にあるもの
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内容説明・目次
内容説明
仏教の根底という発想が浮んだのは、いつごろだったろうか。大学に入って仏教の講義を聞いたときにさかのぼるように思う。親鸞の生き方には多少のなじみはあったが、仏教に触れたのは大学で初めてだった。それ以来何十年、仏教各派の領域に踏みこみ、さまざまな試行錯誤をかさねて、還暦近くなってやっとブッダの目覚めに出会ったのである。形なきいのちが顕わになってくる、と。仏教の根底がほのかに見えはじめてきたのである。
目次
- 仏教の根底にあるもの—救いと悟り
- 空海から親鸞・道元へ
- 法然の念仏
- 親鸞の宗教的世界—行ということ
- 真理の体現者 道元
- 仏教の無
- 仏教の時間論
- 仏教の未来
「BOOKデータベース」 より