大いなる失敗 : 20世紀における共産主義の誕生と終焉
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大いなる失敗 : 20世紀における共産主義の誕生と終焉
飛鳥新社, 1989.10
- タイトル別名
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The Grand failure : the birth and death of communism in the twentieth century
- タイトル読み
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オオイナル シッパイ : 20セイキ ニ オケル キョウサン シュギ ノ タンジョウ ト シュウエン
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内容説明・目次
内容説明
共産主義の下で起こった事象は、歴史の悲劇以外の何者でもなかった。共産主義は理性の力を信じ、完全な社会を建設しようとした。高いモラルによって動かされる社会を作るために、人間へのもっとも大きな愛と、抑圧への怒りを結集したのである。それによって最高の頭脳、最良の理想主義的精神を持った人々の心をとらえた。にもかかわらず、共産主義は、今世紀はもちろん他の世紀にも類を見ないほどの、大きな害悪を生んだのである。
目次
- 大いなる失敗(レーニン主義の遺産;スターリン主義の破局;停滞するスターリン主義;改革のパラドックス)
- 分裂国家ソ連(ビジョンから修正主義へ;分裂の10の引き金;進化か?衰退か?)
- 体質的な拒否(イデオロギーの移植と変質;ポーランド社会の自己解放;社会的連帯から政治的多元主義へ;台頭する東欧の政情不安;小さくなる帝国)
- 商業共産主義(中国近代化の挫折の歴史;政争と改革の誕生;改革の戦略とイデオロギーの柔軟性;真の文化大革命)
- 破綻した実践(革命的コミンテルンの変質;西側世界における自滅;開発途上世界における失敗;イデオロギーの空中分解)
- 共産主義の苦悩(全般的な危機;歴史上の記録;将来への展望;脱共産主義)
「BOOKデータベース」 より