断裂社会 : 第三世界の新しい民衆運動

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断裂社会 : 第三世界の新しい民衆運動

アラン・トゥレーヌ [著] ; 佐藤幸男訳

新評論, 1989.12

タイトル別名

Les sociétés dépendantes : essais sur l'Amérique Latine

タイトル読み

ダンレツ シャカイ : ダイサン セカイ ノ アタラシイ ミンシュウ ウンドウ

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注記

原著(1976)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

断裂社会は二つの社会が並存している社会ではない。それは一つの社会であり、その中心にマージナルと呼ばれる人々が位置しているのである。かれらは、他のあらゆる人々以上にその矛盾を表現し、階級的行動にも無関心層にも貧困にも還元できない集団的・社会的・政治的行動をうむはずである。「従属」の研究から「従属社会」の研究へ…。「発展の社会学」を提唱するトゥレーヌの〈従属理論〉をこえた、かつてない第三世界分析論。

目次

  • 発展(発展の社会学とはなにか)
  • 社会関係の断裂(断裂社会;従属社会における社会階級—ラテンアメリカのばあい;都市の周縁的状況)
  • 社会運動(サンパウロにおける工業化と労働者意識;ラテンアメリカにおける社会動員、階級関係、ナショナリズム;ラテンアメリカにおける労働者意識と経済発展—ダニエル・ペコとの共同研究;従属社会における社会運動とイデオロギー;一つの事例—チリ人民連合)

「BOOKデータベース」 より

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