核酸・蛋白質の構造情報
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核酸・蛋白質の構造情報
東京大学出版会, 1989.11
- タイトル読み
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カクサン タンパクシツ ノ コウゾウ ジョウホウ
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注記
執筆: 内田久雄ほか
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
遺伝子DNAのクローニングとその一次構造を迅速に決定する技術が開発されたことによって、確かに分子生物学は仮説の検証の学問から構造と機能の相関工学へと変貌してきた。今や、ヒト・ゲノム・プロジェクトのような大型プロジェクトが具体的に展望企画されるとともに、計算機によるデータの収録、利用が生物種全体を見渡す知識・技術として求められている。かくして国際的なスケールで核酸・蛋白質の一次構造に関する膨大なデータが急速に蓄積されてきたが、データの蓄積がすなわち知識の増大ではない。それではいかなる情報を蓄積すればわれわれはその知識を獲得しうるであろうか。本書の目的はこれらの試みを概観してみることにある。
目次
- 第1部 基礎的背景(遺伝子の編成とゲノムの進化;癌遺伝子にみられる相同配列)
- 第2部 X線解析による蛋白質の構造解析(ホスホフルクトキナーゼのX線結晶解析;酵素の活性中心;タバコモザイクウイルスの分子構造と自己集合の機構)
- 第3部 計算機による核酸・蛋白質の構造解析(マイクロコンピュータを用いた核酸・蛋白質の情報解析;コンピュータによる配列解析;蛋白質のアーキテクチャー)
「BOOKデータベース」 より