ギリシア人の教育 : 教養とはなにか
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ギリシア人の教育 : 教養とはなにか
(岩波新書, 新赤版 110)
岩波書店, 1990.2
- タイトル読み
-
ギリシアジン ノ キョウイク : キョウヨウ トワ ナニカ
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注記
文献案内: p191-195
内容説明・目次
内容説明
ギリシア人にとって教育の目的とは、一人一人が教養を身につけることであった。それは専門知識の集積ではなく、市民としてよりよく生きるための知恵の獲得を意味した。プラトンやイソクラテスなどの考えを辿り、教養の意味を探る本書は、教育の荒廃・大学の危機が叫ばれる今日、真の意味での教育を考える上で大きな示唆を与えてくれる。
目次
- 1 人間教育としての一般教養(一般教養とは何か;一般教養の成立;一般教養の内実;教養・教育の力について)
- 2 プラトンの教養理念(無知の無知に向って;不調和としての無知に向って;調和と理知)
- 3 イソクラテスの教養理念(教育者イソクラテス;思慮とよき言論としての徳;普遍的視野と徳性)
「BOOKデータベース」 より