教育工学のパラダイム変換
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教育工学のパラダイム変換
(CAIへの招待 / 菅井勝雄編, 理論編)
同文書院, 1989.11
- タイトル読み
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キョウイク コウガク ノ パラダイム ヘンカン
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内容説明・目次
内容説明
きわめて可能性に満ちたコンピュータは、本質的に、双方向の情報技術であり、多様な情報処理機能を有し、ネットワーク化も可能である。これが、授業の中に入った場合、これまでのような単方向の情報技術と整合性がある伝統的な、いわば「教師→学習者伝達モデル」とは異なる授業モデルが、新たなパラダイムのもとで、理論的に確立されなければならない。本書では、このコンピュータ教育のための新しい授業モデルを「学習環境モデル」として紹介し、その基礎的理論を解説したものである。
目次
- 情報技術の進歩と人間(情報技術と人間のかかわり—印刷技術の場合;言語・画像と人間の情報技術—視聴覚教育の成立;画像・映像と現実世界;情報技術と人間の宗教・文明—あるイスラム教国での経験から)
- 新たな人間観からのアプローチ(人間の情報処理活動—その能動性;教育における「理論」の位置づけと接近法)
- 情報教育時代のCAI(CAIとは;パラダイム論からみたCAI研究の歴史的展開;認知理論に基づく新たなCAIの開発の実際;CAIの可能性と今後の課題)
- コンピュータと学習指導(情報教育の目標、内容、方法;コンピュータと学習指導—新たな授業モデル;コンピュータ学習のための授業モデルの探究)
「BOOKデータベース」 より