教会・公法学・国家 : 初期カール=シュミットの公法学

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教会・公法学・国家 : 初期カール=シュミットの公法学

和仁陽著

東京大学出版会, 1990.3

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キョウカイ ・ コウホウガク ・ コッカ : ショキ カール シュミット ノ コウホウガク

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Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 第1章 学知と審美主義の間で(シュミットとユンガーにおける無政治的個人主義;無政治個人主義における個人と権力;シュミットにおける「知的冒険性」—ユンガーの審美主義との対比において;シュミットにおける文体の問題)
  • 第2章 20世紀初頭におけるカトリック知識人の進出とシュミット(「文化カトリシスム」のなかのシュミット;カトリシスムの国家・社会・法理論とシュミットの公法学)
  • 第3章 時代批判からのカトリック的公法学の成立(「イデオローグ」としてのシュミット;近代の問題性)
  • 第4章 教会・再現前・国家(教会・再現前・法;再現前の歴史的モデル;ポリスのフォルムとしての再現前/同一性)
  • 第5章 カトリック的公法学の変質(カトリック的公法学の自壊—神学と技術の狭間で;ドイツにおける「ロマンス的—カトリック的」思考の問題;「政治の概念」;アウトサイダーのインサイダー化と、その挫折)

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