動物行動の謎 : 脳のしくみを発見する
著者
書誌事項
動物行動の謎 : 脳のしくみを発見する
(NHKブックス, 592)
日本放送出版協会, 1990.3
- タイトル読み
-
ドウブツ コウドウ ノ ナゾ : ノウ ノ シクミ オ ハッケンスル
大学図書館所蔵 件 / 全181件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
動物の行動には謎が多い。サケが生れた川に戻れるのはなぜか。暗闇でコウモリが空中を飛ぶ小さな昆虫を捕えたり、ミツバチが遠い餌場から自分の巣に戻れるのはどのようにしてか。色彩な匂い、超音波を感知する動物の特殊な感覚や方向定位等を脳機構から解析する最新のニューロエソロジーによって動物行動を理解し、また、本能だけでなく動物も学習することを明らかにして、人間理解への道を拓く。
目次
- 序 脳と行動の科学から—人間の脳は自然科学的に理解できるか
- 動物の特殊な感覚(ミツバチの眼の働き;匂いと行動;コウモリとガの知恵比べ;ミツバチの分家)
- 定位行動(太陽コンパス—昆虫の方向定位;カエルの見る世界—捕獲・回避行動と視覚;コウモリの発する超音波—動物のこだま定位;フクロウの音源探知能力;特殊な方向感覚)
- 鳥類のニューロエソロジー(鳥の歌と方言;性行動と脳の性分化;学習と神経発生)
- リズムと動機づけ(動物の体内時計;ストレスの影響)
- ヒトの行動(刷り込み・インプリンティング;遺伝か環境か;ヒトの行動と脳)
「BOOKデータベース」 より