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芭蕉の狂

玉城徹著

(角川選書, 186)

角川書店, 1989.3

タイトル読み

バショウ ノ キョウ

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内容説明・目次

内容説明

日本詩歌史の三大巨人、人麻呂と西行と芭蕉の3人の伝記があいまいで、謎めいたところがあるのは面白い眺めだ、と著者は言う。本書では、芭蕉の難解な俳句に正面から取り組み、現代の短歌作者としての直感を核にして、芭蕉における「狂」の内なる風景へ、次々と旅をする。そして、文芸の伝統や同時代の絵画、謡曲、歌謡などを通し、従来の典拠さがしや解釈論議とは別の角度から、芭蕉翁の新たな世界を発見していく。

目次

  • 1 ロマンティシズム(長谷雄草紙;朝顔の花)
  • 2 都市街路(遊楽図;エキゾティシズム;腸氷る)
  • 3 朱子学(野という場;北村透谷)
  • 4 伝統の発見(苔汁;髑髏;捨子;さやの中山)
  • 5 狂(迷妄と聖;竹斎;詩の成立)
  • 6 詩人と土地(古躰;小町;命二つの;芭蕉の旅)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04512768
  • ISBN
    • 4047031860
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    215p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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