アルキメデス方法
著者
書誌事項
アルキメデス方法
(東海大学古典叢書)
東海大学出版会, 1990.2
- タイトル別名
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ʾАρχιμηδουσ Пερι των μηχανικων θεωρηματων προσ ʾΕρατοσθενην ʾεφοδοσ
Archimedes opera mathematica
- タイトル読み
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アルキメデス ホウホウ
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注記
第1部『方法』はギリシア文併記
ギリシア数学的諸学史年表 : 古代の証言と現存する著作による: p [440] -450
参考文献: p [451] -467
その他のタイトル (Archimedes opera mathematica) は標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
『方法』の発見が今世紀古代史学界における最大の発見の1つと言われるのは、その内容がアルキメデスが見出した多くの定理の発見法を解説したものであったからである。本書は、『方法』のギリシア語テクストとの対訳、『方法』に関連する幾何学的証明の要約、訳者の研究成果を生かしたアルキメデスの求積法についての解説の3部で構成され、単なる翻訳にとどまらぬ研究書となっている。
目次
- 第1部 『方法』
- 第2部 『方法』で扱かわれた求積問題の幾何学的証明要約(命題1で見出された「直角円錐切断の切片の大きさ」に関する定理『放物線の求積』より;命題2で見出された「球の大きさと球の表面の大きさ」に関する定理『球と円柱について』第1巻より;命題3で見出された「球状体の大きさ」に関する定理『円錐状体と球状体について』より;命題4で見出された「直角円錐状体の切片の大きさ」に関する定理『円錐状体と球状体について』より;命題7で見出された「球の切片の大きさ」に関する定理『球と円柱について』第1巻,第2巻より;命題8で見出された「球状体の切片の大きさ」に関する定理『円錐状体と球状体について』より;命題11で見出された「鈍角円錐状体の切片の大きさ」に関する定理『円錐状体と球状体について』より)
- 第3部(解説A アルキメデス求積法の発展;解説B ラテン・アラビア世界におけるアルキメデスの求積法)
「BOOKデータベース」 より