「サロメ」の変容 : 翻訳・舞台
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「サロメ」の変容 : 翻訳・舞台
新書館, 1990.4
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Salome
サロメの変容 : 翻訳舞台
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サロメ ノ ヘンヨウ : ホンヤク ブタイ
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Note
日本における『サロメ』書誌(明治・大正時代): p [281] -294
戦後の主な『サロメ』上演一覧: p301-304
Description and Table of Contents
Description
預言者ヨハネの断首をもとめた聖書の中の王女は、19世紀末、オスカー・ワイルド、ギュスターヴ・モロー、オーブリー・ビアズリーらによって、官能と豪奢、残酷と妖気、生の逸楽の飽きた〈運命の女〉として甦った。その影響は、森鴎外、芥川龍之介、日夏耿之介、三島由紀夫に至り、時代の影を色濃く投げかけている。
Table of Contents
- サロメ像の形成(史実と聖書のサロメ;ワイルドの1幕劇『サロメ』;サロメ月の神話)
- 明治・大正期のサロメ像(明治期の翻訳—森鴎外その他;大正期の舞台—松井須磨子から浅草へ)
- 文学者のサロメ(芥川龍之介の未定稿『サロメ』;サロメは何故ヨハネの首を求めたか;日夏耿之介の『院曲撒羅米』;三島由紀夫の『サロメ』演出)
- 資料篇(座談『サロメ』と三島由紀夫その舞台;日本における『サロメ』書誌〈明治・大正時代〉;エピローグ—甦るサロメ;戦後の主な『サロメ』上演一覧)
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