ロシア教会史
著者
書誌事項
ロシア教会史
恒文社, 1990.6
- タイトル別名
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История русской церкви
History of the Russian church
- タイトル読み
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ロシア キョウカイシ
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注記
英文タイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
教会は「神の造り賜うた組織」ではなく、歴史的な過程を通してなんらの「超自然的な導き手」も「先験的な起動力」も持つものではない。むしろロシアの国民大衆を精神的にも経済的にも抑圧し続けた封建的な機構として存在したという社会的な意味づけを、具体的な歴史資料に基づいて証明する唯一不朽の名著。
目次
- キリスト教の伝来と教会組織
- 分領封建時代の宗教と教会
- 封建的教会の危機とモスクワの中央集権化
- ニコンの改革と分離派の始まり
- 17世紀後半の宗教的社会運動
- 農奴制時代の国家教会
- 商業資本とする古儀式派
- 農奴制時代の諸分派の活動
- 工業資本を地盤とする古儀式派と去勢派
- 農奴解放後の分派活動
- 国家教会の危機
「BOOKデータベース」 より