人間の尊厳と国家の権力 : その思想と現実,理論と歴史
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人間の尊厳と国家の権力 : その思想と現実,理論と歴史
(成文堂選書, 10)
成文堂, 1990.4
- タイトル読み
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ニンゲン ノ ソンゲン ト コッカ ノ ケンリョク : ソノ シソウ ト ゲンジツ リロン ト レキシ
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内容説明・目次
内容説明
「人間は国家のためにあるのではなく、国家とその権力は人間のためにある」。この命題は一般的に認められているにしても、その具体的結論は未だに出されていないようである。本書は、残されている問題点を指摘する斬新な構想による新著である。
目次
- 第1部 人間の尊厳(人間の尊厳を考える前に;人格とは何か;人間の尊厳の法的な承認と保護)
- 第2部 国家の権力(国家権力の必要性と「国家」と「社会」との区別;国家権力の分析;国家の権利と国家の義務は同じか;国家の他国に対する平和義務と防衛の権利)
- 第3部 人間の尊厳のための国家の権力(法と国家権力は人道的となり得るか;「人間の尊厳」から「人命の尊重」へ;「人間の尊厳」を無視する現在の死刑制度;法律と国家権力とに最も深く関わっている人間;過去の「開国」から、将来の「開かれた社会」への途中で;国家権力に対して人間に残された最後のもの)
「BOOKデータベース」 より