忘却の河
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忘却の河
(新潮文庫, 草-115-B、1871)
新潮社, 1969
- タイトル読み
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ボウキャク ノ カワ
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内容説明・目次
内容説明
「忘却」。それは「死」と「眠り」の姉妹。また、冥府の河の名前で、死者はこの水を飲んで現世の記憶を忘れるという—。過去の事件に深くとらわれる中年男、彼の長女、次女、病床にある妻、若い男、それぞれの独白。愛の挫折とその不在に悩み、孤独な魂を抱えて救いを希求する彼らの葛藤を描いて、『草の花』とともに読み継がれてきた傑作長編。池澤夏樹氏の解説エッセイを収録。
「BOOKデータベース」 より