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三日月(クレセント)の世紀 : 「大航海時代」のトルコ、イラン、インド

那谷敏郎著

(新潮選書)

新潮社, 1990.5

Other Title

三日月(クレセント)の世紀 : 「大航海時代」のトルコ、イラン、インド

Title Transcription

クレセント ノ セイキ : ダイコウカイ ジダイ ノ トルコ イラン インド

Available at  / 97 libraries

Note

年表: p214-218

Description and Table of Contents

Description

一握りの西欧人の行動から、日本でも“大航海時代”と命名され、誰も疑わない世紀。はたして世界は“大航海”にのみ浮かれたっていたのか?この時代、真に世界史を動かしていたのは、オスマン・トルコ、サファヴィー朝イラン、インドのムガル、三大イスラーム帝国の存在だった。今までは“大航海の裏側”として軽視されがちだった、この三大帝国の勃興、隆盛、及び交流交渉の問題に、はっきり照準を合せてみた。

Table of Contents

  • 1 昇りゆく三日月(オスマンの勃興;イラン高原の情勢;トランスオクシアナの情勢)
  • 2 宙天の三日月(サファヴィー朝ペルシア;ムガル帝国中断と再興)
  • 3 沈みゆく三日月(“ヨーロッパの病人”への道;確実な亡国への道;オーランゼーブの悲劇)

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