世紀末異貌
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世紀末異貌
三省堂, 1990.6
- タイトル読み
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セイキマツ イボウ
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注記
異貌のビブリオグラフィー: 巻末p1-11
内容説明・目次
内容説明
百貨店やサーカスが誕生し、旅行や探偵小説が流行し、オリンピックが始まる。—社会全体にかかわる大きなうねりとしての、もうひとつの「世紀末」。
目次
- 表象の世紀末—ルイス・キャロル発信
- ホームズもタロットカードも—データベースの文化史へ向けて
- 奇書『ロジェの宝典』の世紀末
- 白のメトドロジー—詩人ステファヌ・マラルメの世紀末
- 「夢」の回収—分析医ジークスント・フロイトの世紀末
- ロスト・ワールド幻想—驚異な旅人ジュール・ベルヌの世紀末
- テクストの勝利—吸血鬼ドラキュラの世紀末
- 切り裂きテクスト—殺人鬼切り裂きジャックの世紀末
- 病患の図表—小説家G.K.チェスタトンのアンチシステム
- 探偵と霊媒—推理作家アガサ・クリスティーの世紀末
- 商人アリスティッド・ブーシコーの世紀末
- 広告王フィニア・バーナムの世紀末
- 男爵ピエール・ド・クーベルタンの世紀末
- 死と球体—画家バーン・ジョーンズとベックリーンの世紀末
- アンドロメダ・チェイン—ジェーンダー・イデオロギーの表象機械
- 女たちの部屋のなかの〈南〉—ティソ、マカルト、そしてジャン・レオン・ジェロームの世紀末
- 群れの図像学—『アリス』の寓話
- 世紀末ミクロ・ソサエティー
- Elle s’est pass´ee…—1850年代へ/からの「道」
「BOOKデータベース」 より