室町の王権 : 足利義満の王権簒奪計画
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室町の王権 : 足利義満の王権簒奪計画
（中公新書, 978）
中央公論社, 1990.7
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ムロマチ ノ オウケン : アシカガ ヨシミツ ノ オウケン サンダツ ケイカク
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Note
12版 (2011.6) の発行所: 中央公論新社
参考文献: p220-222
Description and Table of Contents
Description
強大なカリスマ性をもって、絶対主義政策・中央集権化を支持する官僚・公家・寺社勢力を操り、武家の身で天皇制度の改廃に着手した室町将軍足利義満は、祭祀権・叙任権などの諸権力を我が物にして対外的に〈国土〉の地位を得たが、その死によって天皇権力簒奪計画は挫折する。天皇制度の分岐点ともいうべき応永の時代に君臨した義満と、これに対抗した有力守護グループのせめぎあいの中に、天皇家存続の謎を解く鍵を模索する。
Table of Contents
- 天皇家権威の変化（親政・院政・治天の君；改元・皇位継承・祭祀）
- 足利義満の王権簒奪計画（最後の治天—後円融の焦慮；叙任権闘争；祭祀権闘争；改元・皇位への干与）
- 国王誕生（日本国王への道；上皇の礼遇；百王説の流布；准母と親王元服）
- 義満の急死とその後（義満の死と簒奪の挫折；皇権の部分的復活；戦国時代の天皇）
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