西川光二郎小伝 : 社会主義からの離脱
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西川光二郎小伝 : 社会主義からの離脱
みすず書房, 1990.7
- タイトル読み
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ニシカワ コウジロウ ショウデン : シャカイ シュギ カラ ノ リダツ
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注記
略年譜・著作目録: p587-597
西川光二郎の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
20世紀の始め、1901(明治34)年の春、わが国初の社会主義政党たる社会民主党が産声をあげた。この創設に加わった者6名—片山潜、安部磯雄、幸徳伝次郎(秋水)、木下尚江、河上清、そして西川光二郎、先の5人については各々詳しい伝記・回想があるが、しかし、ひとり西川のみ、略伝あるにすぎない。本書は、この明治社会主義者中6番目の男・西川光二郎に関する初めての伝記である。本書は、西川の歩いた軌跡を裁断することなく、事実によってのみつなぎ、そのユニークな生涯を詳細に辿っている。
目次
- 淡路島の平民
- 土地持ちの三男
- 尋常中学生
- 札幌と社会主義
- 上京
- 社会主義
- 筆と舌と
- 離反
- 平民社
- 筆禍と結婚〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より