黄泉の王 : 私見・高松塚
著者
書誌事項
黄泉の王 : 私見・高松塚
(新潮文庫, う-5-5)
新潮社, 1990.7
- タイトル読み
-
ヨミ ノ オオキミ : シケン タカマツズカ
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内容説明・目次
内容説明
1972年3月、明日香村の高松塚古墳から華麗な彩色壁画が発見され、日本国中の人びとを興奮のるつぼに投げこんだ。だが、壁画の一部は削り取られ、人骨には頭蓋がなく、大刀には刀身がない。いつの時代の古墳か、被葬者はだれか。たぎる情熱をこめて果敢に古代史の真相に肉薄する著者が、生臭い権力闘争と、愛と死のドラマを再現し、闇に葬られた悲劇の皇子の姿を明らかにする。
目次
- 第1章 孤高なる古墳
- 第2章 推論の条件
- 第3章 ここにも悲劇あり
- 第4章 律令制の嵐の下で
- 第5章 可能的な葬送
「BOOKデータベース」 より