父の国の母たち : 女を軸にナチズムを読む
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父の国の母たち : 女を軸にナチズムを読む
時事通信社, 1990.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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Mothers in the fatherland
- タイトル読み
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チチ ノ クニ ノ ハハタチ : オンナ オ ジク ニ ナチズム オ ヨム
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注記
監訳:姫岡とし子
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784788790223
内容説明
人種と性についての二つの「革命」を行ったナチ・ドイツ。この革命を遂行するには、“二流の性”としての女性の参加が不可欠だった—男性指導者の神話に隠れ、これまで語られなかった女たち。体制協力者・キリスト教徒・抵抗者・ユダヤ女性の役割と選択を通じて、あらたな角度からナチズムを読む。
目次
- 第1章 第三帝国における愛と秩序
- 第2章 ワイマール時代の解放
- 第3章 ナチ女性と「自由運動」
- 第4章 解放と大恐慌
- 第5章 新国家の「古顔たち」
- 第6章 第三帝国の「二流の性」
- 本書に登場する主な女性組織
- 文書館一覧
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784788790230
内容説明
「価値ある者」と「価値のない者」を分割した「父の国=ナチ・ドイツ」では、“家族”に対する幻想が大きな意味を持つことになった。「家族の守り手=母」である女たちは、この社会のなかで何を願い、どのように生きたのか。父性と母性の対立を手がかりに、個人と国家の本質的な関係を探る。
目次
- 第6章 第三帝国の「二流の性」
- 第7章 「父の国」と総統を支持したプロテスタント女性
- 第8章 カトリックの女たち—法王と総統のはざまで
- 第9章 勇気と選択—ナチズムに抵抗した女たち
- 第10章 生と死に分かれたユダヤ女性
- 第11章 女性とナチと道徳的選択
「BOOKデータベース」 より